5月25日(土)～6月8日(土)まで、パペットハウスのセンタースペースで、工藤和也氏のプチ展覧会『だいじょうぶだよ』を開催いたします。

「だいじょうぶだよ」と、そっと呼びかけたくなるような、ちいさくて生まれたての人形たちの新作展です。 あたたかみのある木彫りの出展作品は、操作と取り扱いが簡単な鉄芯タイプマリオネットの「てくてくきぶん」シリーズと、小さなコントロールで細やかな動きが楽しめる糸操り人形「チョコントロール」シリーズで、すべてが今回の展覧会のための新作です。

モップでできたモップ犬「Moffy モフィー」やモザイクスタイル・マリオネットの「留夏 Luca」で見せてくれた細やかで斬新な表現で人気の高い工藤和也氏。 今回は、小さく愛らしい作品たちが皆様をお待ちいたします。

どうぞお楽しみに！。

　※作品は、すべてご購入いただけます。作品のお納めは会期後になります。

　※作家は在廊いたしません。

工藤 和也（KUDO Kazuya：日本）Kaz-Puppet Workshop 主宰。

1972年 熊本県生まれ。 サラリーマン生活の傍ら2005年秋よりカルチャースクールにて仏像彫刻を習う。06年5月、ロンドン人形劇学校のマリオネット・カービングコース（４日間）を受講し、マリオネットの洗礼をうける。2007年「７人の日本人作家によるマリオネット展」（パペットハウスギャラリー）へ出展。09年7月～10年10月、ヒダマリオネット塾三期生としてモノに糸をつけて動かすことを学ぶ。その後、てぶくろを使ったシュールなマリオネットパフォーマンス「てぶくろくん」の公演の他、マリオネットワークショップやイベント、個展・企画展への参加など活動の幅を広げている。

2024年2月 「第11回 クラフトアート人形コンクール 〈東京展〉」において『craft art DOLL賞』を受賞。

人形劇団「シアター☆パペッテリア」では人形美術と操演助手を担当。同劇団の代表作「客席ひとつの人形劇場／ぴぴ☆しあたー」は、これまで世界16ヶ国27ヶ所の国際フェスティバルから正式招聘され、ノミネートされた6つの国際コンペディションで5つの賞を受賞しています。

公式サイト ： Kaz-Puppet Workshop