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沢山のご来場ありがとうございました

沢則行 新作人形展 2006

2006/1/24 (火)2/25 (土)
AM 11:00 〜 PM 7:00

日曜・月曜 定休

於 : パペットハウス (2階)


Firs. komornik 執事フィルス 「桜の園」より

NoriSawaこと沢則行は忙しい。上演やワークショップのためにヨーロッパ中をかけ回り、チェコ国立芸術アカデミー人形劇学部の先生としては、学生の指導にも熱心だ。この秋には映画のための人形美術制作を手がけ、年明け2月には、久しぶりの東京公演(ジャズ・ポップス バイオリンの第一人者中西俊博氏とのコラボレーションによる「KOUSKYV」)も迫っている。忙しいのは、重々、承知している。それでもやはり、人形美術家である沢則行の新しい作品を見たい。
無理を承知で、新作人形展の開催を打診した。「1階のギャラリーに展示するほど多くはつくれないけど、2階の店に展示コーナーをつくる程度でよかったら・・・」。そんなかたちで、今回の新作展を引き受けてもらった。制作途中の木彫りマリオネットの写真もメールで届いている。久しぶりに布地の作品も出展される予定だ。
小規模の作品展ではあるけれども、およそ2年ぶりにNoriSawaの新作が見られる。
みなさん、どうぞお楽しみに。
※木彫り3点、布モノ2点、計5点の展示販売です。

2005年12月20日 パペットハウス店主


Kasparek 斧持つカシュパーレク 朱


  沢 則行(さわ・のりゆき)


1991年に渡仏。92年に文化庁在外研修生で、チェコへ。
世界20ヶ国以上で公演、ワークショップ指導を行う。
1999年、「森」と小作品集に対してヨーロッパ文化賞「フランツ・カフカ・メダル」授与。
2000年、チェコ共和国ハベル大統領府主催、夏のシェイクスピア演劇祭に選抜され、
プラハ城の中庭で「マクベス」他、2時間半の一人芝居を上演、大成功をおさめる。
2001年、国際交流基金と劇団ドラック共同制作による「モル・ナ・ティ・ヴァシェ・ロディ!
-ロミオとジュリエット-」を企画制作。共同演出、日本語台本も担当、ハンガリー国際人形劇祭
グランプリ、イギリス・バース国際シェイクスピア演劇祭正式招待上演など、
ヨーロッパ、日本でのツアーを展開。
2002年、チェコ児童劇団「TY−JA−TR」演出・美術で、プラハ児童演劇祭グランプリ。
2003年、ヴァイオリニスト中西俊博とのコラボレーション
「KOUSKY=小作品集」を青山円形劇場にて上演、大好評を博す。

国際人形劇連盟(UNIMA)会員。
チェコ国立芸術アカデミー演劇・人形劇学部教諭。

 NORI SAWA'S PUPPET GALLERY
 NORI SAWA'S ART THEATRE

“体験的オブジェクトシアター論” 沢則行氏インタビュー