吉川氏は、日本を代表するマスクプレイ人形劇団「劇団飛行船」の美術工房代表として、1990年以降、700体を超える人形美術を手掛けてきました。15年ぶりの個展となる今回の企画展では、1970年代に「人形劇王国」チェコに留学し、マリオネット制作の基本を学んだ氏が、創作の原点に立ち帰り、舞台の人形たちとはまた違った作品世界を見せてくれます。モチーフは、妖精、そして森の仲間たち。木目を生かした繊細な木彫マリオネットがおりなす森のメルヘンの世界をお楽しみください。約20点の作品の展示販売となる予定です。